私は大学で映画美学を学び、かつてはアニメ監督や漫画家を目指していました。しかし当時の日本では「絵が描けること」が前提で、分業や脚本専門のポジションはほとんど存在せず、夢を叶える道は閉ざされていました。それでも諦めきれず脚本を持ち込みましたが結果は出ず、広告代理店に就職しました。その頃からずっと、日本ほど漫画やアニメが豊富な国で、なぜ夢を追うことがこれほど難しいのか疑問を抱き続けていました。時代が進み、YouTubeやSNSによって誰もがクリエイターになれる環境が整いました。そして今、私はAIを活用し、かつての自分のように夢を持つ人々の可能性を引き出し、世界に広げることを使命としています。巨大なトラフィックをさばく配信基盤、数十万冊規模のデータを扱う検索エンジン、AIモデルを本番環境に載せる難しさ。これらの挑戦はすべて、世界中のクリエイターが自由に表現できる未来につながっています。
「夢を諦めなければならなかった世代」から「誰もが挑戦できる世代」へ。その橋渡しを、私たちは技術で実現しようとしています。

CEO 山﨑優子